サービス成長との付き合い方

はじめに

サーバサイドとAndroidネイティブアプリの開発を兼務している坂根です。

webアプリ開発を行うエンジニアと聞くと、 要求された機能を実装する つまりディスプレイと睨めっこしながら黒い画面に文字をタイプし続けるコーディングが中心のお仕事、と考えられている方もいらっしゃると思います。 しかし、私は なぜ開発をするのか 開発をする目的は何か 背景の理解を大事にして働いています。

皆さんの身近にいるエンジニア、想像するエンジニアは、どのような働き方をされているでしょうか? 最近、背景の理解を大事にしていないエンジニアが案外多いのではないかと感じています。 今日は背景の理解を大事にするとはどういうことか、私の仕事を通して紹介させていただきます。

要件の分解・分析

弊社では主にwebディレクターが開発案件のビジネス要件を考えています。 ユーザーが抱える潜在的な課題の解決、リーチ・認知の拡大、リピート率の向上など、webアプリエンジニアには考えが及びづらい箇所を基点に日々議論されています。

しかし、考えが及びづらいが故にwebエンジニアは全容の掌握を怠ってしまう場合があります。

全容の掌握

全体の掌握を怠ってしまうと何が起こるのでしょうか? webディレクターが事前に検討しているため、降りてくる要件を実現するだけで 近い将来の目標 に到達することは難しくないでしょう。 しかし 数年後の目標 に自然な形で到達するためには、課題から数年後の目標までの道筋を設定した上で、中間に近い将来の目標を置く必要があります。 つまり全体の掌握を怠ってしまうと、発射角を誤り望んだ未来や自然な未来に辿り着かないケースに発展し、無駄に難易度の高い仕様変更を重ねていくことになると考えています。

数年後の目標

以上のことから、課題やターゲットを明確にして、より良い解決方法を求めることを大事にしています。

解決策の模索

解決したい課題と数年後の目標を明確にできたからと言って、直ちに最善の解決策を出せるとは限りません。 議論に挙がる解決策がユーザーに驚きを与えるものだとしたら、どうでしょう? 「使い方が分からない」「意味や意図が理解できない、不安」など、ユーザーにとってもサービスにとっても多くの混乱を招きそうです。 問い合わせや不満に繋がり、やがてはサービスからの離脱も・・・と考えられ、この状態では誰も幸せにならないことも容易に想像できます。

では、驚きを軽減するためどのような方法があるでしょうか? 驚き = 予期しない事象を体験したときに起こる瞬間的な感情 ということで、予期できる事象を考えます。 予期できる事象とは、同一サービス内で類似の体験がある、他サービスで体験しており既に親しみがある、などが考えられます。 類似の体験があることで学習コストは低くなり、ストレスも溜まりづらいなど副作用が期待できます。

コストの掛かり過ぎる解決策の場合はスモールスタートさせることもありますが、可能な限りユーザー体験を考えることも大事にしています。

妥当性の担保

ここまで考えたので、もうこれ以上考えたくない!という方もいらっしゃるかもしれませんがもう少しです。最後までお付き合いください。

これまでは下記の流れで考えてきました。 数年後の目標に向かって道筋が通ることを確認できたはずです。 しかし、この結論について妥当性が担保されていません。

トップダウン

そこで、逆向きに考えてみます。なぜその結論に至ったのか、根拠を確認します。 納得できる理由付けになっていたでしょうか?納得できる理由付けではない場合、ここで妥協してはいけません。 将来的に不幸になる人が出てくる結果に繋がるため、解決策の模索からやり直します。

ボトムアップ

おわりに

さて、ここまでお読みいただいたみなさま、いかがでしたか?

時間の無駄では?webディレクターの仕事では?案件のスピード感落ちない? などなど、いろいろな感想があると思いますが、以上がコーディング前に考えごとをする私の仕事の一部です。

目的を達成するために・・・私はこれからも背景や全容の掌握を大事にします。 また、その他大勢のwebアプリエンジニアにも大事にして欲しいことだと考えています。

このような働き方に共感・理解いただけるwebアプリエンジニアの方と働けるようになること、日々楽しみにしています。 ご興味ありましたら是非ご応募ください。


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